内部メンテナンスの記録——引用タグ整理とALT属性追記の作業報告

パソコン画面に表示されたHTMLコードの近接撮影。画面左側にタグやalt属性が並び、右側に映画の場面と思われるぼんやりとした映像が映っている。コード編集と映像資料が同時に扱われている様子を示す一枚。

現在、「カルチャーログ」「気まぐれ日記」の2サイト全体の基礎整備として、画像への引用タグ付けとALT属性の記入作業を進めている。どちらも目立たない工程ではあるが、作品分析を中心とした本ブログにとっては欠かすことのできない重要な要素である。ここでは、それぞれの意義と必要性について簡潔にまとめておきたい。


目次

引用タグ付けについて

引用タグとは、画像や文章など外部の著作物を参照する際に「どこから引用したか」を明示するための記述である。カルチャーログはアドセンス審査を通すことを目的としていないため、いわゆる“収益化対策”として引用を行うわけではない。むしろ、引用はインターネット全体における一般的なマナーであり、著作者や制作元への最低限の敬意であるという考えに基づいている。

私が扱う題材は、映画やドラマ、文学、歴史的資料など多岐にわたる。これらは本質的に「他者が生み出した作品」であり、その一部を確認用として掲載する場合、必ず出典を明記しなければならない。カルチャーログが作品の思想や演出手法を分析する場である以上、一次資料の扱いが不適切であれば、記事全体の信頼性が揺らぐ。

それは結果として、読者の理解や評価にも影響を与える。引用を丁寧に扱うことは、文章を“資料として残す”ことを重視する本ブログの姿勢とも一致する。

引用タグ付けは地味な作業ではあるが、カルチャーログの「倫理」「透明性」「学術的信頼性」を支える根幹にあたる。過去の記事を確認しながら修正しているが、記事数が増えているため時間がかかる。それでも、この基礎工事は今やっておかなければ後で必ず困ると判断している。

引用タグ付けの現在の作業状況(チェックリスト)

「カルチャーログ」

  • 地底探検(1959)
  • 戦艦ポチョムキン
  • 緑山高校
  • 宇宙人のあいつ
  • ノスフェラトゥ
  • 美食探偵
  • テトリス
  • フライミートゥザ・ムーン
  • 謎解きディナー
  • ある閉ざされた雪の山荘
  • メトロポリス
  • MW
  • 空飛ぶ生首
  • 魔の家
  • 悪魔の人形
  • クレスピ博士
  • 本陣殺人事件
  • シティーハンター
  • キマイラの男
  • 葬列遊戯
  • マリヤたちの勲章
  • 二人の黒い🥼
  • サンメリーダ
  • 雪の恋姫
  • 白い正義
  • 緑の想い
  • 人面瘡
  • 沈む女
  • 訪れた思い出
  • 悲しき報復者
  • デート
  • 蜘蛛の糸
  • ABCの殺人
  • 帝一の国
  • 温泉だより
  • 盗難
  • 一枚の切符
  • 接吻
  • アババババ
  • サムライチャンプルー
  • カウボーイビバップ
  • アッシャー家(1948)
  • アッシャー家(1960)
  • 一塊の土
  • 妙な話
  • 神神の微笑み
  • 幽霊
  • 二廃人
  • 二銭銅貨
  • ギフト
  • おしい刑事
  • 必殺仕掛人(ドラマ)
  • 明智小五郎(2時間ドラマ)
  • ダークグラス
  • 殺人処方箋
  • 煙草と悪魔
  • おぎん
  • 地獄変
  • 死者の身代金
  • 歪んだ楽園
  • デメテル号
  • 泳げません
  • D坂
  • 櫻子さん(アニメ)
  • 幼女戦記(アニメ)
  • 幼女戦記(映画)
  • 最後から2番目の恋
  • SP(ドラマ)
  • SP(映画)
  • 櫻子さん(ドラマ)
  • 構想の死角
  • 魔術
  • ひょっとこ
  • 乳母車
  • 必殺仕掛人(映画1)
  • 梅安蟻地獄
  • ハードナッツ
  • 呪いの館

「気まぐれエッセイ」

  • ご挨拶
  • 食べ過ぎ
  • 非日常
  • モノグラム
  • 踊る一寸法師
  • 007
  • ちょうさい
  • 失敗
  • 地底探検
  • フリークス
  • クロコーチ
  • 100年前
  • 有閑倶楽部
  • ガバリン再訪
  • ポチョムキン
  • 父の夢
  • ジョーカー
  • ジャズの似合う男
  • 地球最後の日
  • ミステリ
  • 聖者の行進
  • ペンを握る手
  • クロコーチ
  • シャイクスピア
  • 大名倒産
  • 緑山高校
  • M
  • ひょっとこ
  • 透明人間
  • 宇宙人のあいつ
  • 吸血鬼、日光
  • キマイラ、ドクターX

ALT属性について

ALT属性とは、画像に対して「その画像が何を示しているか」を文章で説明するための要素である。これは単にSEOの観点で重要というだけではなく、Googleによる画像認識の補助として大きく機能する。検索エンジンは画像の内容を完全に理解できるわけではないため、テキストで意味を付与することは有効である。

しかし、ALT属性が最も大きな意味を持つのは、アクセシビリティの観点である。視覚障害を持つ方は、スクリーンリーダーを使用してウェブページを閲覧するが、ALT属性が空欄であると、画像の情報が全く伝わらない。

「画像があります」という表示だけで、何が写っているのか理解できない。映画の場面分析を扱う本ブログでは、場面写真や象徴的なショットを掲載することが多い。だからこそ、画像の意味が言語化されていることがより重要になる。

例えば「薄暗い洞窟の中で、教授と生徒が松明を掲げて進む場面」が掲載されている場合、ALT属性には「洞窟内を松明で照らしながら進む教授と生徒の姿。探検の緊張感を示す場面」などと書くべきである。

これは検索エンジンへの補助でもあり、読者への配慮でもある。カルチャーログが「作品の裏側にある思想を読み解くブログ」である以上、画像の意味を言葉でも示すことは、記事の価値を高める作業と言える。

現在、ALT属性の追記作業を進めているが、すべて手作業で行う必要があるため、時間を要している。とはいえ、このプロセスを怠るとサイト全体の質に関わるため、着実に整備を進める方針である。

ALT属性の現在の作業状況(チェックリスト)

  • 過去画像のALT属性未記入箇所の洗い出し
  • ALTの統一書式(簡潔+意味の説明)を作成
  • 既存記事へのALT属性追記
  • 映画場面画像の「象徴性」を踏まえたALTの最適化
  • 仕上げとしてサイト全体のアクセシビリティ点検

⚠️引用タグ付けと同時進行のため、「引用タグ付けリスト」に統一


まとめ

引用タグもALT属性も、目立たない工程であるが、ブログの信頼性や読者の体験を根本から支える重要な要素である。広告収益を目的としないカルチャーログであっても、情報を扱う以上は誠実でありたい。そのため、現在は過去記事を含めた全面的な整備作業を、少しずつ確実に進めている。

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